思い出に溢れる靴の処分に困る私
家の印象を決める場所、ということで、家の中でも重要な場所は玄関ではないかと私は考えています。
たとえ家の他の場所が散らかっていたとしても、玄関が片付いていれば、とりあえず、それ程、他の人に悪い印象を与えることはないでしょう。
しかし、たとえすべての場所が片付いてても、玄関が散らかっていたら……。
私も子供部屋が散らかっていても、仕事場が散らかっていても、とりあえず、あまりうるさいことを言わないことにしているのですが、玄関だけはいつも目を光らせています。
……が、靴が多いのですよ。
それも、夫の場合、サイズが合わなくなってしまったけれども、いつか履けるかもしれない靴や、傷んでしまったけれども、まだ穴などが開いているわけではなく、履くための機能を満たしている靴が……。
でも靴って履いて歩くための機能だけが重要なわけではないでしょう。
見た目やデザイン、履いていて心地が良いか、などなど、いろいろな要素が重要になると思います。
確かに、初めての就職でお祝いに頂いた靴や、その他、思い出のある靴を何足か大事にしているのは美徳と言えるのではないかと思います。
それはわかります!
でも……靴箱に入らず、物置やその他、家の至るところに収納しているにも関わらず、それでも収納できない程、靴を保持する必要はないのではないかと思うのですよ。
もちろん、自分自身の靴だけではありません。
子供の靴も、すべての靴に思い入れがあり、取っておこうとする夫。
ものを大事にしようとする心がけは尊重したいのですが、靴箱に入らない靴の対応には途方に暮れてしまうのです。